宮野真守、南沙良&高橋文哉ら『女神の教室』学生キャストにエール「宝となれば」
声優で俳優の宮野真守(39)がフジテレビ系月9ドラマ『女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~』(毎週月曜 後9:00)の取材会に参加。自身が演じる検察官・横溝太一(よこみぞ・たいち)や学生役への思いを語った。
【写真】グレーのスーツをクールに着こなす宮野真守
同作は、裁判官で実務家担当教員の主人公・柊木雫(北川景子)と彼女を取り巻く人々が自身の価値観をぶつけ合いながら、法曹界のあり方を問うリーガルエンターテインメント作品。裁判官や検察官、弁護士などの“法曹界”を目指す学生たちが通う法科大学院、通称・ロースクールが舞台となる。
宮野が演じるのは、柊木と同期の検察官・横溝太一。ロースクール卒業後は、東京地検公判部所属で裁判員裁判の公判を主に担当している。温厚な心優しい性格で、虫一匹も殺せないようなタイプ。検察内の体育会系ノリがとにかく肌に合わない。柊木と安藤麻理恵(佐藤仁美)とは、3人で自主ゼミを組んでいた仲。柊木とは真反対の性格でありながら、裏表のない彼女のことは友人として尊敬している。基本的にはいつも柊木の愚痴の聞き役として食事会などに呼ばれている。
撮影現場の雰囲気については「法律を扱うシリアスな作品ではあるのですが、現場はとても和やかです。特に北川さんと佐藤さんとのシーンが多いのですが、3人でしゃべっていると笑いが絶えず、撮影になると集中するって感じ」と明かした。
検事という専門的な役を演じるにあたって準備もした。宮野は「僕もロースクールの存在に詳しくなかったんですけど、存在意義みたいなものも物語を重なるうえで出てくる」とし、仕組みや必要性を学んだ。そういったことが「リアリティを感じる。シナリオがおもしろいこともあり、ド派手なことが起きるのではなく物語に没入する」と語るように作品に厚みを加えている。
23日放送の第3話では、検察官を志望する照井雪乃(南沙良)と桐矢純平(前田旺志郎)が横溝の公判を見学する場面も。純平も「すごかった」と感銘を受けるたこのシーンの熱演には、大きな反響が寄せられた。宮野としてもこだわりが詰まった場面だ。宮野は「彼(横溝)も感情に流されやすい人だとは思うんですよね。でも、検事として糾弾するのではなく。真実を導くために、感情に流されずに向かうというポリシーを貫く姿を見て、芯が通った強さを感じる」と分析し、撮影に臨んだ。
さらに、宮野は「違う職業ではありますが、自分も信じる道を貫き通したいなと思います」と語る。「エンタメをやっていると、そういう状況がたくさんあって。辛いときこそステージに立たなきゃいけないときもあって。(感情に)流されちゃいけないと同時に、今自分にできることに向かわないといけないこともあります」と役と自身を重ね、思いを巡らせた。
同作は、法律家を目指す学生たちの物語でもあり、“青春”も描く。宮野は自身の青春について「高校時代ですね」と即答。「高校時代につるんだ仲間は永遠だなと思う。自分の道を見つけてなかなか会えないけど、会うとすぐ当時に戻るし、1番はしゃいで笑い合った仲間だったりするので、その時間がずっと支えてくれている感覚」と説明した。
続けて「1回だけ南(沙良)さんと(前田)旺志郎くんには会いました。(高橋文哉、前田拳太郎、河村花には)まだ会ってないです」という学生役キャストに向けて「柊木先生の言いたいこともそうですし、ロースクールで出会ったみんながそういう風になってほしい。学生たちにとっても宝となれば。思春期に経験したことは永遠なのでいろんな感情を抱いてほしいなと思いますね」優しい表情で願いを込めた。
■『女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~』第5話あらすじ
藍井仁(山田裕貴)は、実施したゼミ選抜の合格発表を翌週まで延期。照井雪乃(南沙良)、真中信太郎(高橋)らも発表の延期に疑問を抱いていた。
そんな中柊木は、真中に自宅の門にかかっていたという鳩のレプリカを見せられた。いたずらにしては悪質な出来事を、柊木は「何かの罪に問えるか」と学生たちに問う。すると、水沢拓磨(拳太郎)がバイト先のマンションにカラスの死骸が落ちていたことを思い出し、天野向日葵(河村)も自転車のサドルに鳥の糞がついていたこと、そして桐矢(旺志郎)は郵便受けに複数の黒い折り鶴が入っていたことを明かす。些細ではあるものの鳥に関連した嫌がらせに疑問を持った柊木は、藍井にも学生たちの身の回りで起きたことを相談。しかし、誰にでも起こりうることが重なっただけだと取り合ってもらえない。
いたずらについて考えながら学内の売店に向かった柊木はそこで雪乃に出会うが、痴漢被害に遭ったと話す学生の声に反応した雪乃は怯えてしゃがみ込む。過呼吸になる雪乃を落ち着かせるために背中をさすろうとする柊木。だが、雪乃はその手を払いのけてその場を去ってしまった。
学生たちに藍井ゼミ選抜テストの自己採点結果をリサーチして回る真中。そのさなか雪乃に会うといたずらの件を話す。すると雪乃は、自身のカバンにも身に覚えのない鳥の写真が入っていたと明かす。
【写真】グレーのスーツをクールに着こなす宮野真守
同作は、裁判官で実務家担当教員の主人公・柊木雫(北川景子)と彼女を取り巻く人々が自身の価値観をぶつけ合いながら、法曹界のあり方を問うリーガルエンターテインメント作品。裁判官や検察官、弁護士などの“法曹界”を目指す学生たちが通う法科大学院、通称・ロースクールが舞台となる。
宮野が演じるのは、柊木と同期の検察官・横溝太一。ロースクール卒業後は、東京地検公判部所属で裁判員裁判の公判を主に担当している。温厚な心優しい性格で、虫一匹も殺せないようなタイプ。検察内の体育会系ノリがとにかく肌に合わない。柊木と安藤麻理恵(佐藤仁美)とは、3人で自主ゼミを組んでいた仲。柊木とは真反対の性格でありながら、裏表のない彼女のことは友人として尊敬している。基本的にはいつも柊木の愚痴の聞き役として食事会などに呼ばれている。
撮影現場の雰囲気については「法律を扱うシリアスな作品ではあるのですが、現場はとても和やかです。特に北川さんと佐藤さんとのシーンが多いのですが、3人でしゃべっていると笑いが絶えず、撮影になると集中するって感じ」と明かした。
検事という専門的な役を演じるにあたって準備もした。宮野は「僕もロースクールの存在に詳しくなかったんですけど、存在意義みたいなものも物語を重なるうえで出てくる」とし、仕組みや必要性を学んだ。そういったことが「リアリティを感じる。シナリオがおもしろいこともあり、ド派手なことが起きるのではなく物語に没入する」と語るように作品に厚みを加えている。
23日放送の第3話では、検察官を志望する照井雪乃(南沙良)と桐矢純平(前田旺志郎)が横溝の公判を見学する場面も。純平も「すごかった」と感銘を受けるたこのシーンの熱演には、大きな反響が寄せられた。宮野としてもこだわりが詰まった場面だ。宮野は「彼(横溝)も感情に流されやすい人だとは思うんですよね。でも、検事として糾弾するのではなく。真実を導くために、感情に流されずに向かうというポリシーを貫く姿を見て、芯が通った強さを感じる」と分析し、撮影に臨んだ。
さらに、宮野は「違う職業ではありますが、自分も信じる道を貫き通したいなと思います」と語る。「エンタメをやっていると、そういう状況がたくさんあって。辛いときこそステージに立たなきゃいけないときもあって。(感情に)流されちゃいけないと同時に、今自分にできることに向かわないといけないこともあります」と役と自身を重ね、思いを巡らせた。
同作は、法律家を目指す学生たちの物語でもあり、“青春”も描く。宮野は自身の青春について「高校時代ですね」と即答。「高校時代につるんだ仲間は永遠だなと思う。自分の道を見つけてなかなか会えないけど、会うとすぐ当時に戻るし、1番はしゃいで笑い合った仲間だったりするので、その時間がずっと支えてくれている感覚」と説明した。
続けて「1回だけ南(沙良)さんと(前田)旺志郎くんには会いました。(高橋文哉、前田拳太郎、河村花には)まだ会ってないです」という学生役キャストに向けて「柊木先生の言いたいこともそうですし、ロースクールで出会ったみんながそういう風になってほしい。学生たちにとっても宝となれば。思春期に経験したことは永遠なのでいろんな感情を抱いてほしいなと思いますね」優しい表情で願いを込めた。
■『女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~』第5話あらすじ
藍井仁(山田裕貴)は、実施したゼミ選抜の合格発表を翌週まで延期。照井雪乃(南沙良)、真中信太郎(高橋)らも発表の延期に疑問を抱いていた。
そんな中柊木は、真中に自宅の門にかかっていたという鳩のレプリカを見せられた。いたずらにしては悪質な出来事を、柊木は「何かの罪に問えるか」と学生たちに問う。すると、水沢拓磨(拳太郎)がバイト先のマンションにカラスの死骸が落ちていたことを思い出し、天野向日葵(河村)も自転車のサドルに鳥の糞がついていたこと、そして桐矢(旺志郎)は郵便受けに複数の黒い折り鶴が入っていたことを明かす。些細ではあるものの鳥に関連した嫌がらせに疑問を持った柊木は、藍井にも学生たちの身の回りで起きたことを相談。しかし、誰にでも起こりうることが重なっただけだと取り合ってもらえない。
いたずらについて考えながら学内の売店に向かった柊木はそこで雪乃に出会うが、痴漢被害に遭ったと話す学生の声に反応した雪乃は怯えてしゃがみ込む。過呼吸になる雪乃を落ち着かせるために背中をさすろうとする柊木。だが、雪乃はその手を払いのけてその場を去ってしまった。
学生たちに藍井ゼミ選抜テストの自己採点結果をリサーチして回る真中。そのさなか雪乃に会うといたずらの件を話す。すると雪乃は、自身のカバンにも身に覚えのない鳥の写真が入っていたと明かす。
公開:2023-02-03 17:00
更新:2023-02-03 17:00
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